【Before】
10年前に塗った漆喰が台車などとの接触により、表面が傷ついてしまっています。こちらの壁を、上に再び漆喰を塗って補修します。
(拡大写真)
近くで見ると漆喰の中に、大きいもので10cmくらいの藁が入っています。ツルツルした感じとは違って『和』を感じさせてくれる壁です。
【施工中】
補修の際、漆喰の上に直接漆喰を塗ってしまうと、経年によりついてしまった汚れ(アク)がシミのように浮き出てしまいます。
防止策として、漆喰専用のシーラー(壁に膜をつくる)をベースとなるように塗っていきます。
(拡大写真)
施工直後の為、湿った感じで見えています。
【After】
ベース材の上に、既存壁と同じような大きい藁を混ぜた漆喰を塗って仕上げました。
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藁が表面に出てきて、風合いは既存壁と同じようになっています。壁の傷や汚れなどは補修され、美しくよみがえりました。