住宅の玄関ポーチの洗い出し仕上げを施工しました。
①ボーダーモルタルです。
階段の立ち上り部分を、モルタルで縁取るように形作ります。
②ボーダーの内側部分に、洗い出しを施工します。
仕上げの洗い出し部分の厚みを均一にするために、中塗りのモルタルを塗ります。
③洗い出しは、砂利の種類・大きさとモルタルの色で様々な組み合わせができます。今回は人気のある大磯2分という砂利を使います。大磯は昔から人気のある砂利で、黒・緑・白などが混ざったものです。2分とは約6㎜の大きさとなります。モルタルは今回はセメント色でした。他に亜麻色や濃灰色などがあります。
④塗り付け後の洗い作業となります。硬化するのを待って、表面のモルタルを水で流して砂利を浮き出させます。左官工事は、その時の材料・気温・タイミングなど様々な条件を考えて行う職人の仕事と言えます。
⑤洗い出し仕上りの完成です。また、玄関内部の巾木は、墨入りモルタルで仕上げました。