古民家改修工事 浜松市北区 K様邸

小舞荒壁 漆喰(しっくい)

古民家の改修工事です。

1F:小舞荒壁(こまいあらかべ)下地の黒漆喰塗り
2F:ラスモル下地の黒漆喰塗り   

《貫仕舞い》

竹小舞を編みつけるためあらかじめ柱に開けておいた穴にヌキという木を貫通させたところです。

   

《小舞掻き作業中》

大工さんの貫仕舞いが終わると、割いて作った割竹をタテヨコにワラ縄でくくりながら編んでいきます。
これを「小舞掻き」といいます。
熟練の職人が土壁の下地となる「竹小舞」を掻いているところです。一つ一つ、手作業でやっていきます。
長年の経験と技術が成す技です。

《荒壁土塗り》

小舞掻きの次に行なわれるのが、下地の上に荒壁土を塗る作業です。
荒壁土は土・砂・藁すさ・水を混ぜて発酵させたものになります。
約1年ほど寝かせてやんわり臭う感じが良い状態です。時間は掛かりますが寝かせることで粘りのある割れにくい壁土になるのです。

黒漆喰を塗って仕上げになります。黒漆喰とは通常の白い漆喰に松煙という黒い顔料を混ぜて作ったものです。白とは違う重厚感がいい感じに仕上がりました。

左官職人が鏝を使って作業している写真

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