住宅の基礎巾木仕上工事です。基礎の部分を建設用語で基礎巾木(きそはばき)といいます。従来は「基礎巾木モルタル刷毛引き仕上げ」といって、モルタルを塗って刷毛引き仕上げで仕上げるものがほとんどでしたが、2010年代後半から樹脂系の巾木材料の商品が出てきました。これにはモルタルよりも表面強度があり汚れにくいという特徴があります。しかし金額は少し高額になります。
施工方法ですが、まず、基礎のベースと立上りのジョイント部分の段差をモルタルで部分補修を行います。
続いて全面に同じモルタル補修材を平らに塗ります。
※基礎巾木の下部は、その後の外構工事で盛土をして隠れてしまうため、塗らずにおきます。
最後に樹脂系の基礎巾木専用材料を、ローラーを使用してまんべんなく塗って完成となります。