
ビールストーンでテーブルを製作しました。
ビールストーンは主材に砂利・色粉を入れて乾燥後、研ぎ出しして仕上げる材料です。継ぎ目のない大きいひとつの石のような仕上がりになります。
中は空洞になっているため、見た目より重量は軽いです。テーブルひとつで部屋に高級感が出てきます。

①弊社のラボにて、ベニヤ下地にモールテックスと同じメーカーの商品「ビールストーン」のテーブルを作ります。

②材料は流動性があるため、流れていかないように板で止型を作って練った材料を流し込み、平らに塗りつけます。厚みは砂利の大きさにもよりますが1cmから可能です。性質としてはモールテックスと同じような機能性で、下地を問わず高強度で割れにくい性質をもっています。

③1日養生をおいた後、磨きの作業になります。ベビーサンダーにて目の粗いカップから順番に細かいカップに
変えながら研ぎ出していきます。

④表面の砂利が削れてきた状態です。ここからさらに細かいカップにしていって艶を出していきます。

⑤研ぎ出し作業終了後、表面をきれい保つため保護材を塗ります。

⑥通常は見え掛かり部分だけの仕上げになりますが、今回は完全にひとつの石に見えるように裏面も同じように仕上げました。テーブルの脚を付けて完成です。