学校施設新築工事ので洗い出し仕上を紹介します。今回はピロティ部分の施工です。ピロティとは、1階部分の壁がない柱だけで支えた空間です。動線で洗い出し平板とつながるので、同じような仕上になるように中に入れる仕上げの石(種石)やモルタルを調整しました。今回は、種石 淡路2分、モルタルはセメント色にて施工しました。
種石とセメントを配合して、練り合わせます。
寒い時期は硬化反応が遅いため、なるべく早く打設して仕上げる人数が必要になります。
洗い出しの現場を見たことがない別工事の監督も見学に来ていました。
今回のように、仕上げる床が斜めの勾配や、大きな一体の面積にしたい場合は、板材を張ることはできません。そのような時は、左官工事が効果的です。