■擁壁工事とは
土地に高低差がある場合、そのまま建物を建築するとさまざまな要因で地盤が崩壊して斜面が崩れてしまう可能性があります。このような崖や高台などの斜面の崩落を防ぐために壁状の構造物を建築する工事のことを擁壁(ようへき)工事といいます。
擁壁を設置する具体的な基準は自治体によって異なるため、高低差がある土地の購入を検討する際は、事前に確認が必要となります。
擁壁は主に3種類あり、それぞれ特徴や金額が異なります。
■擁壁工事の種類
◇鉄筋コンクリート:鉄筋コンクリートを用いて建築する方法で、コンクリートの中に鉄筋を埋め込んでいる。斜面に対して真っすぐ設置できるため、土地を有効的に使用できる。
◇ブロック擁壁:ブロックを積み上げて建築する方法。ブロックの中に鉄筋と生コンクリートを充填しており、高さ3m程度まで垂直に施工することが可能。
◇石積み擁壁:石を積み重ねて建築する方法。モルタルなどで石と石の間を固める”練積み”と、砂利や小石を間に敷き詰める”空積み”という施工方法がある。
ハマニが手掛けてきた土木・エクステリア部での擁壁工事の数々をご紹介します。