
昨年3月の輪島の地震から約1年5ヶ月。現在、何カ所か土蔵修復工事活動を進めていますが、早くもすでに完成し、見事に復活した現場を紹介します
大工邸というお宅で、「(有)蔦屋漆器店」を営んでいます。
外観はこんな感じです。(外から見るとあまり目立たないんですが。。。)

漆を扱う仕事は、温湿度が一定であることが品質の良い漆器を作るのに必要となりますので、土蔵の中が最適のようです。中は仕事場の他に、とても素敵なギャラリーもあります。

漆器と左官壁がとても相性がよく、左官壁のバックの背景が、漆器をとても上品に引き立たせてくれます

また、いろんな種類の左官の壁を仕上げてあります

「大津磨き」の壁です。花とも似合いますね

「切り返し仕上」の壁です。

「漆喰磨き」です。
その他、「糊土仕上げ」、「イタリア磨き」、「(本物の)聚楽壁」なども見事なまでに丁寧に仕上げてあります。
このギャラリーの中で、素敵なご夫婦が出してくれるおいしい珈琲を頂きながら、美しい空間の中の美しい漆器には惚れ惚れ。。。こんなにもボランティアの力でスゴイものが出来るのかと驚きました
一度輪島に行く機会がありましたら、ぜひここを訪れてみてくださいね