日本建築士連合会が発行する「建築士5月号」のなかに、「土佐漆喰」についての紹介がありました。
左官屋さん、建築士さんの中でも、この「土佐漆喰」について知っている方は、かなりこだわりがある方だと思います。
(実は私は練った材料を見たことがありません。。)
ちなみに「土佐漆喰」と「漆喰」は原材料が違います。
原材料を具体的にいうと、「漆喰」=「消石灰」「スサ」「のり」 の3種類
「土佐漆喰」=「消石灰」「スサ」 の2種類のみ
です。
土佐漆喰は「のり」を入れない代わりに、「スサ」を発酵させるそうです。
高知県で作られており、高知県では普通に使われているそうです。
漆喰よりも優れているところは、
・耐久性、耐候性がある
・厚く塗ることができる
・最初はベージュっぽい色で、だんだん白っぽくなるので、その変化を楽しめる。
というところでしょうか?
デメリットは使用したことがないのでよく分かりませんが、材料によって使いやすい材料とそうでないもののばらつきがあるとか??
「土佐漆喰」に「土」を混ぜて、「ハンダ仕上げ」という仕上げもあるそうです。
「土佐漆喰仕上げ」や「ハンダ仕上げ」、どんな表情を見せてくれるんでしょうか??
まだまだ奥が深いです。。