外壁を樹脂系の材料(例えばジョリパットなど)で仕上げるときの下地には、2種類の施工方法があります。
- 木摺り→フェルト,ラス貼り→モルタル→塗り壁
- サイディング(無塗装・無模様)→目地処理→塗り壁
1は昔ながらの施工方法になるのでしょうか?
2は乾式工法になります。
目地を出したくないということであれば、1ですし、少しでも工期短縮ということであれば2です。また2はサイディングのジョイントがありますので、そこにヘアークラックが出やすいということもあります。
ただ2の場合でそのクラックに対してメーカーの保証がついているところがあります。
しくみとしては、「提携しているサイディングメーカーと塗り壁材メーカーの材料を使用し、施工マニュアルのとおりに施工した場合、両者のメーカーで保証してくれる」
ということで解釈しております。
じゃあ、どこのサイディングメーカーと塗り壁材メーカーが提携しているの?
ということをよく聞かれますので、まとめてみました。
どうやらこんなかんじのようです。
詳細を調べるともっとありそうな気がしますが・・・
モエン大壁のサイディングを貼ってジョリパット以外のものを塗ってもダメですし、ジョリパットを塗るのにモエン大壁工法以外でサイディングを貼ったなんてのもだめです。
この辺って分かりにくいですよね。左官屋泣かせです・・・。
やっぱり木摺りの下地ががいいな。