次は挟土秀平さんの代表作の一つ「花筏(はないかだ)」という和菓子屋さんです。
お店の横には土蔵があって、中を見せてもらうことができます。
普通は真っ白の漆喰を塗るところなんですが、挟土さんが土壁でデザインされました。
入り口の観音開き扉の内側も同じデザインで仕上げてあります。
その他、普通の土壁が塗ってありましたが、これだってよく考えれば、自分で土や砂利やワラスサなどを配合してやっている人は左官職人のごく一部です。
外に出たら駐車場は洗出し仕上げでした。
よく見たら、ラインのところも洗出しでした。
それにしても施工精度がとてもよい洗出しです。
決して手を抜かない挟土さんの性格がよく分かります。
ふつーの左官仕事の一つ一つもとても丁寧なんです。
見習わなければと肝に銘じました。