「ドロマイトプラスター」について・・・の予定だったのですが、「石灰」について先に述べておいた方が分かりやすそうでしたので、急遽変更します!
石灰は、日本各地で採れる「石灰石(せっかいせき)」というものがあります。
これを焼きます(900~1200度くらい)
それを「生石灰(きせっかい)」と言います。
「生石灰」に水を加えると「消石灰(しょうせっかい)」になります。
野球場の白線などでよく見る白い粉です。
ところが、「生石灰」に多量の水を加えると「生石灰クリーム(きせっかいくりーむ)」になります。水の量を変えるだけで「消石灰」になったり「生石灰クリーム」になったりするんですね。 もちろん特徴も違います。
左官材料としては、
「消石灰」は「スサ」と「糊(のり)」を混ぜると「漆喰(しっくい)」になります。
「生石灰クリーム」は糊がいらないで使用できます。ヨーロッパではこれをよく使用するそうです。
日本では、「タナクリーム」という商品で使用されています。