次は、「漆喰蛇腹引き(しっくいじゃばらひき)」の実演です。
(だいぶ専門的な話になってきましたね。。。)
「蛇腹」とは、
のことです。西洋風の建物の壁と天井の間の部分でよく見かけますね
「漆喰」を塗りつけた後に、蛇腹引きの型で引いて作ります。
まずは、蛇腹引きの型の作り方です。
寸法通りに板金を曲げて、釘で打ち付けます。
簡単に作っていますが・・・。
次に漆喰の塗りつけです。
そして蛇腹型を引きます。
型が引けない出隅の部分は鏝で仕上げます。
ところでこの蛇腹は「石膏置引き(せっこうおきびき)」というもう一つの施工方法もあります。
その違いは、床で作ってから貼りつけます。
「石膏」は水に弱いので内部のみの仕上げになりますが、外部の場合には今回の「漆喰」で施工したりします。
どっちにしたって、高度な技術です。