順番が逆になってしまいましたが、「中塗り土」についてです。
「中塗り土」とは仕上げの前に塗る土のことです。配合されている材料は、「土」(粒子の細かい)+「砂」+「スサ」(少し長い藁が多い)の3種類です。
ところで土は全国各地で様々な特徴があります。
色、粒子の大きさ,粘土の量などなど。。。
ちなみに、砂やスサも仕入れるところで変わってきます。
ここ浜松では天竜川の川砂を使用することが多いので、黒っぽい、角が尖っているという特徴があります。
今回、4種類の中塗り土を紹介していました。
ちょっと触ってみると・・・
驚きました!塗りやすさが全く違います
ねばねば感、ぺたぺた感、鏝ばなれの違いなどなど。。。
私には、京都の黒っぽい中塗り土が塗りやすかったような・・・?
中塗り土はとにかく平らに塗ることが重要視されます。
仕上げを行ってしまうと見えなくなってしまうのですが、塗りやすさを追求するためにこんなところまで考えてるんですね。
ホントに奥が深いです・・・