先月末、多摩美術大学まで「挟土秀平」さんの講演会に行ってきました。
テーマ:「土」を司る左官の技と心
左官業界ではこの方を結構知っている方が多いのですが、NHKのプロフェッショナルという番組に出演してから一般の人にも全国的に有名になりました。
内容は多摩美の生涯学生センター主催ということで一般の人向けのもので、
- 挟土さんのこれまでの業績や仕事内容ぶりの紹介
- いろんな色の土を実際に砕いて水を加えて練る体験
- これからの挟土さんが目指すところ
などの内容でした。
写真撮影は禁止だったのですが、1枚だけ↓の写真を撮らせていただきました。
「泥だんご」といい、天然の土を丸くだんごにして、光らせたモノです。全部、挟土さんが各所で集めた土で作ったとか。。。すごく天然の土の柔らかい色合いとおだやかさがとてもきれいです。
私が感じた挟土秀平さんの印象は、「研ぎ澄まされた感性と孤独さをもつきれいで不安定な人間」という感じでしょうか?私がいままで見てきた左官職人にはいないタイプでした。