本日、東京都中野区の富沢建材にて、「竈(かまど)の伊勢磨き講習会」に参加しました。
講師は「西川和也」「尾崎孝行」「松木憲司」さんの3人が中心です。
竈(かまど)とは、鍋や釜をのせて食物の煮炊きに使用する昔の加熱道具で、別名「くど」とか「へっつい」も呼んだりします。昭和初期以前の建物や、時代劇で見たことがある人もいらっしゃると思います。
そして、「伊勢磨き」とは、「大津磨き」や「漆喰磨き」とは異なり、「糊(のり)を使用しない漆喰磨き」の工法です。
この工法の竈は、伊勢名物の赤福餅で有名な「赤福」に行けば見ることができます。
では、この工法について簡単に説明していきます。
まずは、下地です。
耐火レンガ(珪藻土が入った火に強いレンガ)と、土を使用して下地を作ります。
そのとき、「吸気口」や「釜」を入れるところ、
及び「排気口」を作っておきます。
とっても愛嬌のあるかわいい形をしていますね。。。
つづく。。。