前回に引き続き・・・。
1.若手の左官職人が極端に減ってきている。
これは本当に深刻です。。。現在、建設業界全体でも職人さんが減ってきているようです。当然左官業界も同じで、いま団塊世代と呼ばれる人たちが引退したら、本当にヤバくなりそうです。50代後半から60代の職人さんがとても多いですから・・・。これはきっとバブル期のころ3K(きつい,きたない,きびしい)といわれ、職人離れが進み、(職人をやらなくてももっと儲かる働き口があった)いまの30代後半から40代の絶対的職人の人数が少ないというのが一つの原因でしょうか。また、左官職人になるためにとても時間がかかり、(最低3年,いっぱしの職人になるには10年は必要)これから職人になってほしい10代,20代がそこまで耐えられずにやめてしまうのがほとんどです。さらに、地域性もあると思いますが、浜松は工場が多く職人にならなくても仕事がある。そして、ダンピングによって下請けが儲からないため、若い見習を給料を上げながら育てていく余裕がない。
といったところが職人がどんどん減っていく要因でしょうか・・・。
今は少し景気がよくなってきていますので、ゼネコンなどの元請けが職人をかき集めるのに大変だという話もでています。これから5年10年後は建設業界そして左官業界がどんな風になっていくのだろうかと想像すると非常に怖い部分でもあります。・・・・・・・・・でも!!逆に、いま職人になっていれば、きっとよかったと思う時がそう遠くない時期にもくるのではないでしょうか。
だから、若い人たちへ。職人になろう!!
ハマニも若い見習を募集していますよ・・・。
今のうちだけですよ。いい職人に教えてもらえるのは・・・。