先日、「さば土」を紹介しましたが、その泥だんごを作ってみました。
1.さば土をペットボトルに半分ほど、水を8分目まで入れ、思いっきり振り、数時間程度静かに置いておく。
すると、こんな感じ↓で土の粒子が大きいものから下に沈んでいく。
2.その中の赤く囲ったあたりのところを抽出する。
3.そして乾燥させる。するとこの部分は粘土なので固まる性質があるため、少し崩しておく。
その状態が↓こんなかんじ。
4.このサバ土の粘土と生石灰クリームとのりを適量の配合で混ぜ合わせる。
すると↓こんなかんじになる。
5.この材料を仕上げ用に使用し、いつものように泥だんごを作ります。手間がかかりましたが、色粉とはちがい、天然の土の柔らかい色合いがとても良い感じになりました。
今回は泥だんごで作りましたが、昔はこんなふうにサバ土で大津壁を塗っていたんだと思います。
地元の土を使い、壁を仕上げるなんて、とても素敵だと思いません!?