講師は「小沼 充」「山本忠和」さんです。
小沼さんは東京出身、山本さんは京都出身。関東と関西の2人が左官の最高に難易度が高いと言われる「大津磨き」をこのように並んで一緒に施工するということは、実はすごいことなんです。
(10年前なら考えられないことだと思います。)
同じ「大津磨き」でも、それぞれ施工の仕方が違います。その他にも材料の配合や作り方、塗り方や回数、塗り厚さなど、すべて微妙に違います。
解説をしてくださった「久住 章」さんによると、どの施工方法が正しいというのではなく、結果として上手くいったものが正解ということだそうです。
それにしても、惚れ惚れするくらい見事な仕上がりです。