昔の繊維壁

その他

掛川市にある大正時代の建物を見学する機会がありました。

和室の仕上げには「杉皮(桧皮)の繊維壁」が塗ってありました。

皮そのものの色がとても綺麗です

今でいう繊維壁(せんいかべ)とは、

のような、キラキラ、ふさふさのカラフルなイメージのもので、素材は、パルプ、木粉、ワラ、バーミキュライト、パーライト、雲母などを樹脂で固めています。しかし「昔の繊維壁」は、このような杉皮や桧皮を細かく切ったものを「膠(にかわ)」で固めています。

ちなみに、今の繊維壁は樹脂の経年劣化で20年くらい経つとポロポロ落ちてくるものが多いのですが、「」は半永久で固まっていますので、大正時代に塗られたものですが、今でもがっちりと固まっています。

昔の左官屋さんは手の凝った仕事をしていたんですねおすまし

左官職人が鏝を使用している写真

施工事例

ショールームの外装写真

左官のショールーム

チョコレート色

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ハマニとは?

ハマニ株式会社は静岡県浜松市を拠点に置き、左官工事や土木工事を行う職人が常時30人以上在籍する職人集団です。地元で創業50年以上。技術の高さと職人マナーの良さが特徴の会社です。