左官の鏝(こて)を購入したら、「金物マガジン」(発行所:エフキューブ)という小冊子が付いてきました。
中には「鏝鍛冶(こてかじ)」の特集がありました。「鏝鍛冶」とは「鏝を作る人のことで、鏝屋さんという意味です。」
みなさんの笑顔が本当に素敵です
ピカピカの鏝はこんなに薄暗い無機質な場所で制作しているんですね。
団塊世代退職による左官職人の減少が叫ばれていますが、鏝鍛冶はそれ以上に数が少なくなっているそうです。
この写真にある兵庫県三木市の「梶原製作所」さんは後継者がいる数少ない鏝鍛冶さんのようです。
鏝がないと左官職人は仕事ができません。
カリスマ左官の一人である「久住 章」さんは、もっと左官職人にたくさん鏝を購入してもらい、よい鏝鍛冶さんを残して欲しいと懇願しています。
そのためには「お歳暮やお中元に鏝を送ったらどうか!?」なんてこともおしゃっていました
よい鏝で作業すると精度も腕も上がります。考え的には、ゴルフやテニスやスキーなどのスポーツと近い気がします。
ということで、今月から月1回飲みに行くのをやめて、毎月1本ずつ浮いたお金で鏝を買うことにしようかな!?