5月13日の記事で紹介しました「コンクリートの亀裂」。
亀裂によってモルタルが浮いてしまっているので、エポキシ樹脂注入による補修を行いました
<施工方法>
1.浮いているところの確認。トンカチなどでコンコンと軽く叩くと軽い音がします。そこが浮いています。
2.浮いているところにドリルで穴をあけます。あけている途中、スコン!と急にドリルが奥に入る場所があります。そこが浮いている深さのところです。
3.ドリルで穴をあけたときのモルタルの粉を穴の中に入れないように清掃します。同時に、穴の中にも粉が入っていないように吸い出します。もし粉で詰まってしまうと液が注入していきません。
4.液が全体に回るように養生テープで亀裂を塞ぎます。
5.エポキシ樹脂を穴の中に差し込んで注入していきます。気持ちよく入っていくときはなぜかホッとします。
6.最後におもりをのせておきます。数時間するとエポキシ樹脂が固まってきますので終了です
(今回は亀裂はデザインとして残しておきましたが、もし亀裂を部分補修するということになったときは、色あわせをしながら目立たないように補修していきます。これが難しいんですけど・・・。)