(難しい話がつづきます・・・。)
昨日同様「住宅瑕疵担保履行法」についてです。
では、「左官」的に考えたらどうなるのでしょうか?概要は、日本左官業組合連合会HPにでています。
どうやら「住宅の外壁」に関することがメインになりそうです
つまり、外壁から雨漏りしないように対策をとるということです。
住宅の外壁では、「下地」をラスを貼りモルタルを塗って「仕上げ」を、塗り壁仕上げや吹き付け仕上げをするケースが多々あります
その「下地」の規程で、
1.アスファルトフェルト430(昔でいう20㎏/巻)以上
→以前よく使用していた17㎏/巻は×です。
→モルタルラミテクトなどの耐アルカリ用防水紙はOKです。
2.ラスは波形ラス(波形1号)などの700g/㎡以上
→平ラス(メタルラス)は×(窓廻りの補強は可)
3.ステープルは「1019J」以上
→ステープルとはラスを止めるホッチキスの針のようなものです。
4.プレミックス軽量モルタルの塗り厚は、「16㎜」以上。
→プレミックス軽量モルタルのメーカーが認定を取った厚みですので、「15㎜」でもよいメーカーもあります。
→塗り厚「「16㎜」は仕上げ材は含まれません。
(リシンなどでも×らしい。)
→発砲材などが混入したいわゆる「サンドモルタル」などの使用は下塗りでも×。
→「防火構造」の規程ですので「準耐火建築」の場合は、さらに厳しくなります。
→(規程はありませんが)「ネットの伏せ込み」は亀裂防止に有効な対策。
・・・ということです