イタリア磨きの下地は「モルタル」で施工しました。ちなみに「モルタル」とは「砂」+「セメント」のことです。
(正確には今回は軽量モルタルを使用し、砂に軽量骨材が混入されています。)
今回のイタリア磨きの塗り厚は0.5㎜ということで非常に薄いです。・・・ということは、この下地のモルタル塗りが平らに塗れていないと、大きな壁を横から覗くとボコボコに見えてしまいますので、非常に神経を使ってモルタルを塗ります。
これは、誘発目地部分に目地棒を入れて、モルタルを塗るときの目安に水糸を張ったところです。つまり、この糸のところまでモルタルを塗ります。
これは、モルタルを塗ったあとにスタイロホームで円を描くようにこすってさらに平らになるように施工しています。
このような細かいところは、木の棒(定規)を入れて平らに塗ります。
左官仕上げは下地が本当に大事なのです