こんなコンクリートブロックの擁壁見たことありませんか?
コンクリートブロックなので色はグレー色のはずなのに、白い部分がある。。。
近づいてみると、その白い部分が石のように固まっています。。。
これは「白華(はっか)」もしくは「エフロレッセンス」といいます。
強度上は全く問題ないのですが、とにかく見た目が悪い。。。
「セメント」や「石灰」を使った左官材料で、とくに寒い冬期には、ホントによくこの白華が出でしまいます。
「コンクリート」や「漆喰」などは色が白っぽいのであまり気づきませんが、少しでも色が付くととても目立ちます。
例えば、基礎の巾木仕上げで、色をつけて塗りますが、
白華が出て白っぽくなってしまいました
内部の材料でも、「石灰系の珪藻土」や「色を混ぜた漆喰」は、特にこれからの時期、注意が必要です。
白華が出ないようにする対応策としましては、一般的に、
・加える水の量を出来るだけ少なくする。
・材料を練るときの水を温める。
・塗った後は早く乾燥させる。(ドライアウトしない程度に・・・)雨が降って水がかかるとほぼ白華します。
・室内では、ストーブやエアコンなどの暖房器具で暖めて乾かす。
というところでしょうか??
白華しないように細心の注意をしましょう!!!