「輪島の土蔵修復活動」では、遊休化していた(取り壊される運命にあった)地震の被害にあった土蔵の一つをを所有者から定期借用して修復し、パブリックスーペースとして活用するという活動も行われています
今回は、「木舞掻き(こまいかき)」を行いました。
施工の様子を順を追って紹介します。
1.まずは、竹の加工です
2.竹をはめ込む位置に、墨出し後、ドリルで穴をあけます。
3.横の割り竹をその穴にはめ込みます。
4.丸竹を縦に等間隔でワラ縄で縛って行きます。住宅の木舞では縦横共に割り竹にしますが、土蔵では柱が太く土の厚みがとれるため丸竹を使用します。
5.そして、竹の縦横交差する部分を全て縛ってきます。縛り方は強度が出るように、一つ一つ特殊な縛り方をしています。