昨日のラスの下地には通常「アスファルトフェルト」という黒い防水シートを貼ります。
それに変わるものとして、透水性防湿シートで「モルタルラミテクト」<セーレン>という耐アルカリ性のシートもあります。
さらにグレードアップしたもので、昨年11月に発売したばかりの「止水機能付防水シート」を紹介します。
このシートは表(外側)はこのように水にはじきます。
裏(内側)は・・・、
なんと水に反応してゼリー状に固まってしまいます。
ということは、このように水をかけたときに、ステープルの穴に入り込んだ水がゼリー状になって止水します。
すごいですね。(実際はこの上にモルタルを塗っているのでこんなに水がかかることはありません。)
アスファルトフェルトだと必ず水が内部に浸入するということではなく、止水機能が付くことで浸入するリスクが少なくなると言うことだと思います。
それにしても驚いたことに、このシートは住友林業さんの家ではすでに6000棟以上で使用されているそうです。
我々左官屋も、もっともっと良いものを提案すべき時代なのかもしれません。。