住宅の外壁に「塗り壁」をするときの下地の「アスファルトフェルト」について整理してみます。アスファルトフェルトとは、簡単に言うと、フェルト※にアスファルトをしみこませた防水材料です。
(※フェルトとは、羊毛などの獣毛に蒸気・熱・圧力を加えて縮絨(しゅくじゅう)させ、布状にしたもの。)
一般的な在来工法の木造住宅では、「木摺りの下地」→「アスファルトフェルト」→「波型ラス」→「モルタル」→「仕上げ塗り」という順番の中で使用します。
アスファルトフェルトの種類には一般的には、・アスファルトフェルト17㎏
- アスファルトフェルト430(旧20㎏)
- アスファルトフェルト650(旧30㎏) の3種類があります。
そして、住宅保証機構 住宅瑕疵担保責任保険 設計施工基準に適合するためには、「アスファルトフェルト430」以上のものを使用する必要があります。